遠野テンカラ物語(第2話)


「ここにいわゆる遠野三山と呼ばれる山がある。早地峰(はやちね)、六角牛(ろっこうし)山、石神である。若い三人の女神がそれぞれの山に住み・・(後略)」柳田國男著 遠野物語第2話より

その女神が微笑んでくれることを期待して入渓。

しかし、パターン、サイズをいろいろ変えながら釣り上るが期待に反して暫くは反応ゼロ。

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入渓点には、はっきりとした踏み跡がついていたので、やはり場荒れ感は否めない

1時間ほどして、小型が足元を走り出したところで、ポコンと20センチ強のイワナが飛び出してくれた。

その後入れ食いというわけにはいかなかったが、ポツポツと同サイズを数尾追加。

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やがて、石に絞られた流れが落ち込んで 広がる小規模の淵に到着。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA駆け上がりは砂地だったが、ここまでキャッチしたサイズよりは明らかに大きいと見られるイワナが定位しており時折横に動き流れてくる水生昆虫を捕食していた。

「いただきます」と、ドライフライを投げたのだが、まったくの無視。「ニャロー」とフライを変えながら落としたが、まるで反応してくれない。異変を察知したのか、その内にスーと白泡に下へ入ってしまった。

それでも諦めきれずに、真っ黒のウーリーバガー(#10)を付けて白泡下へ流し込むとなんとなんと一発でヒット。

残念ながら、カメラに収めるまえに逃走されてしまったが、25センチくらいの太ったイワナだった。その後は、深みはウーリーで、浅いところはドライフライと、ポイント毎に使いわけながら釣り上り、数を数えていなかったので

正確なキャッチ数は不明だが、2時少し過ぎに渓上がりするまでに少なく見積もっても15尾以上は追釣。

ユックリと釣り上がったので時間こそ掛かったが、林道に上がって車に着くまでの所要時間は約30分から考えれば多分1・5キロほど釣り上がったことになる

若かりし頃はともかく現在のロートル足では、残念ながらどうもこのくらいが限度みたいである。

この、翌日に前出のS藤さんに電話して釣果報告

「すごいじゃん。全部ドライでしょ」「ううん。ウーリバガーも使った」「しょうがねぇなあ。オジサンは。根性無いんだから」

「いいの。ドラカラ師じゃなく、テンカラ師なんだから」

と、苦しい言い訳をしたが。根性は無く節操のない釣人であることは確かである

疲れた足で、宿に戻りこの日は上がるつもりだったが一休みして夕方になるとまた釣欲がムラムラ。

(馬鹿だねぇ。釣人というのは)

そこで、リベンジを果たすべく再び前夕惨敗をくったポイントへ

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1センチあまりのクリーム胴の羽虫のスーパーハッチと頻繁ライズに遭遇

前夕どうしても仕留められなかった、25センチあまりのイワナ2尾と幅広ヤマメ5尾をキャッチ。

何とかリベンジを果たした

結局この日の釣果は、約30尾弱。

朝、行きがけに近くの早地峰神社にお参り。大枚500円をお賽銭に上げたので多分女神が微笑んでくれたのだろう

えっ?普段賽銭は100円がせいぜいなのお前にしては500円は奮発した?

はいはい、私もやる時はやるのです。

小銭入れの中に10円玉と1円玉の他は500円玉しか入っていなかったので、仕方なく。

などということはけっしてありません。

はい!

 

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