《高原川番外編】Ⅲ

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釣り上がった時は右岸からだったのだが、イブニングは狙いやすい左岸側から件のポイントへ

着いて5分も経たずに対岸近くで最初のライズが

すかさず老眼逆さ#8を飛ばす。毛バリが着水してろくな誘いもかけない内にヤマメが派手に飛び出しバック転!

オッ!イタダキィ!ガクン!ヨッシャァー!

毛バリをガッパリと飲み込んでいたのは、昼間釣ったのとほぼ同寸サイズながら体型はややスリムなやつだった。

写真を撮っている間に少し上流の浅瀬でライズ。

もう写真どころではない。すかさず毛バリを。

バシャン!イタダキィ!

これもほぼ同サイズ。

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が、順調だったのはここまで

次に来たやつをバラしたのが運のつきだったのか、反応はしてくれるもののなかなか毛ばりをくわえてくれず結局この後1匹も掛けられずにイブニングタイムは終了してしまった。

佐藤さんは、ドライフライでほぼ入れ食い状態だったそうな。

ウーン!やはりアームの差は如何ともし難い。

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翌日は佐藤さんとともに、朝から昼頃までC&R区間へ。ニジ混じりで3匹ほど釣ったが、すべて金ビーズヘッドで逆さには1匹も反応しなかった。

昼食後、翌日まで残る佐藤さんと別れ私は帰路に付いた。

なお、その翌日だが、土砂降りの雨の中で竿を出していた佐藤さんは、大型のヤマメに遭遇したそうだが5xのティペットでもろに合わせ切れしてしまったそうである

「日本の渓流で5xをアワセ切れしたことなど1度もないのに」と電話先で笑っていた。

もちろんバラしたのは悔しいのだろうが、察するにそんな大型を掛けただけでも嬉しいできごとだったのではなかろうか。

いずれにしても適シーズンはこれから。上下流部を含め楽しめる雰囲気ムンムンの高原川であった。

 

 

 

《高原川番外編】Ⅱ

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佐藤さんの仕入れた情報では、蒲田川のC&R区間より上流が魚影が濃いとのことだったので、15日の朝方は神坂えん堤下流部へ9時過ぎに入渓。ライズ、ハッチともに無し。そこで佐藤さんはニンフ。私は金ビーズヘッドを使用して釣り上がる

最初の1時間ほどは、まるで反応無し。11時を回った頃に佐藤さんが23センチほどのイワナをヒット。これを契機に2人とも大小のイワナを次々ヒット。しかしどういうわけかヤマメはこない。

神坂えん堤下まで釣り上がり、人口産卵場所を見学後漁協組合長宅で来年出すムック本の取材を兼ねた会談。

午後4時過ぎに今度は神坂えん堤上へ。

佐藤さんの知人が先日馬洗沢合流点あたりで40近いイワナと30を超えるヤマメをヒットさせているそうだが、生憎のFFの先行者。仕方が無いの眼鏡橋(地獄平えん堤)下流から入渓した。

C&R区間が設定されているのにも関わらず他のC&R区間などと違いFFマンの数は区間外の方が断然多い。

やはり、魚影そのものは、現在のところC&R区間外の方が濃いということなのだろう。

入渓したのは午後4時過ぎ。佐藤さんがすぐにライズを発見。右岸の護岸上から2~3投したところで「これはあちらからから攻めないと出ない」と左岸へ途渉を開始

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私は、佐藤さんと離れ下流のポイントを探りに向かう。最初のポイントは底石が適当に散らばったいかにもヤマメが好みそうな深瀬ポイント。暫く眺めていたが、ライズは無い。しかし佐藤さんが攻めていポイントではライズがあったのでまずはスナップの先に老眼逆さを。しかしまるで反応無し。

ここを諦め上のポイントへ。ここは下のポイントより主筋の流れは速いが両脇の岸辺に近いところは深くゆるい流れで絶対いそうなポイントである。しかしここも無反応。「おかしいなぁ。このあたりはいないのかなぁ」歳を取ると自然と独り言が多くなる

ここも諦めかけたのだが、一応と老眼金ビーズヘッドへチェンジ。3投ほどしたところであおった竿先に微妙な重み

「う?アタリ?」軽くアワセを入れた竿先がグッと止まり。直後に心地良い魚の引きが伝わってきた。

「ヤリィー!」バラさないように慎重に寄せタモへ。

大きさは23~4センチ程度であったが、幅広、ピンシャン、銀ピカの奇麗なヤマメだった。この後20センチ程度のイワナをヒットさせたが、アタリはここまで。

 

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佐藤さのところへ行くとライズの見つけたポイントで尺クラスヤマメをバラしたが、その上のポイントで釣ったという尺イワナの写真を見せてくれた。気合が入り上流へ向かったが、あまり良いポイントも無く反応無い。

時間はすでにイブニングタイムの6時過ぎ。

そこで、佐藤さんは尺クラスをバラしたポイント。私は反応の無かった下流の深瀬で最後の勝負を賭けることにした

で、その結果だが・・・・・・・

次回へ続く

(お詫び:明日の夜から群馬神流川へ行かなければならないのでそ次回は来週になります)

 

 

 

 

《高原川C&R区間】番外編

15日・16日と佐藤成史氏とともにまたまた高原川へ行ってきました。

人気河川らしく平日でもフライマンの数はそれなりにいましたが、何とか良い釣りをすることができました。

で、その模様は次回から

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