釣り上がった時は右岸からだったのだが、イブニングは狙いやすい左岸側から件のポイントへ
着いて5分も経たずに対岸近くで最初のライズが
すかさず老眼逆さ#8を飛ばす。毛バリが着水してろくな誘いもかけない内にヤマメが派手に飛び出しバック転!
オッ!イタダキィ!ガクン!ヨッシャァー!
毛バリをガッパリと飲み込んでいたのは、昼間釣ったのとほぼ同寸サイズながら体型はややスリムなやつだった。
写真を撮っている間に少し上流の浅瀬でライズ。
もう写真どころではない。すかさず毛バリを。
バシャン!イタダキィ!
これもほぼ同サイズ。
が、順調だったのはここまで
次に来たやつをバラしたのが運のつきだったのか、反応はしてくれるもののなかなか毛ばりをくわえてくれず結局この後1匹も掛けられずにイブニングタイムは終了してしまった。
佐藤さんは、ドライフライでほぼ入れ食い状態だったそうな。
ウーン!やはりアームの差は如何ともし難い。
翌日は佐藤さんとともに、朝から昼頃までC&R区間へ。ニジ混じりで3匹ほど釣ったが、すべて金ビーズヘッドで逆さには1匹も反応しなかった。
昼食後、翌日まで残る佐藤さんと別れ私は帰路に付いた。
なお、その翌日だが、土砂降りの雨の中で竿を出していた佐藤さんは、大型のヤマメに遭遇したそうだが5xのティペットでもろに合わせ切れしてしまったそうである
「日本の渓流で5xをアワセ切れしたことなど1度もないのに」と電話先で笑っていた。
もちろんバラしたのは悔しいのだろうが、察するにそんな大型を掛けただけでも嬉しいできごとだったのではなかろうか。
いずれにしても適シーズンはこれから。上下流部を含め楽しめる雰囲気ムンムンの高原川であった。