蒲田川釣行(予定)

当初今週末に予定していたのは東北秋田への釣行だったが、メンバーが集まらず急遽岐阜の蒲田川へ予定変更。
梅雨が明け完全に夏モード。

標高はある程度高いので朝晩は涼しいとは思うが、昼間は多分釣りにならないと思うので、釣りは朝と夕方だけにして、日中は温泉。後はビールを飲んで

のんびり昼寝。と、いう怠惰プランでいくことにした

 

 

南飛騨テンカラ講座

去る5月某日に、南飛騨地区にテンカラフアンが集合。本流テンカラの名手天野勝利氏と私(倉上亘)が講師を務めテンカラ講座を行った。講座が行われたフィールドは益田川(飛騨川)水系の山乃口川と小坂川両河川ともGWに放流されたこともあり、魚影が比較的濃く参加者全員それなりに楽しめたようだった。

参加者の皆様、天野勝利さんお疲れさまでした。

またご協賛いただいた(株)オーナーばり様、(株)大橋釣具様ご協力ありがとうございました

機会がありましたら、またよろしくお願いいたします

石垣テンカラ教室2012IN神流川PARTⅣ

エピソードⅣ(持ち込み)

殆どの宿は、規模の大小のかかわらず基本的には酒類の持ち込みは禁止されている 。酒類の売り上げも宿にとっては貴重な売り上げだからだろう。しかしあくまでもこちら側の事情ではあるが、夕食時は兎も角その後の歓談時間にまで割高になる宿のお酒をガバガバ呑んでいたのでは、財布が悲鳴を上げてしまうのもたしか。それに嗜好品でもある酒。気の合った仲間同志で気に入った酒を飲み交わしたいというのも人情であろう。

そんなこともあり、私が宿を手配する際には、その辺りを大目にみてくれる宿を選ぶようにしている。もちろん今イベントで手配した宿も1年に2~3回程度しか利用していないが、ここ5~6年は毎年使っている宿。酒類の持ち込みこれまではそれなりに大目に見てくれていた宿であった

しかし宿の経営方針が変わったのか、今回持ち込みのことで少々トラぶってしまい結果的に今宿泊メンバーには嫌な思いをさせてしまった。皆大人なので「気にしていないですよ」とは一応言ってはくれたが、主催者としてはかなり申し訳ない気持ちで一杯だった。もちろん規則は規則。それを破ったこちらにも非はあるのだが、あまりにも、その規則を露骨に振り飾されてしまうと、使う側と しては今後使いづらいというより2度と使う気持ちが失せてしまったことも確かである。

エピローグ:最後に

参加者の皆様、石垣教授お疲れ様でした。そしていろいろお世話になりました。上野村漁協の皆様、協賛企業の皆様、関係者の皆様ご協力まことにありがとうございました。機会がありましたたらまたよろしくお願いいたします

「石垣テンカラ教室2012IN神流川」PARTⅢ

エピソードⅢ:金ビーズヘッドの威力

「倉上さん!物凄かったです!!5匹キャッチした他何匹かバラしました。凄いですね。金ビーズヘッド毛ばりは!!!」

午後5時過ぎに管理棟前に帰ってきた庄田氏が、興奮した面持ちで一気にこうまくしたてた。

「シー」と言って、私は管理棟内を指差す。

その管理棟内を覗いた氏があわてて口を押えた(もう、遅いっちゅうの!)

金ビーズヘッド毛ばりを見るとアレルギーショックを起こし、触るとジンマシンが出るという金属アレルギー(?)石垣教授が中で横になっていたのだ。
「違うでしょ。釣れたのは石垣先生からもらった毛ばりでしょ」

「そうそうそうでした。石垣毛ばりでした」 (大笑)

個人講習がキャンセルになった後、その旨を告げに庄田氏の元へ 

氏は1区間の最下流部となる堰堤上のプールで竿を振っていた

個人講習が終わったことを告げた後どうですかと聞くと全然釣れないと言う

テンカラ歴が浅く腕前はビギナーの域を脱していない氏は、この時までまだ1匹しかキャッチしていなかった

そこで、私の金ビーズヘッド毛ばりに付け替えるように指示

実はこのポイントは、午前中の講習で使ったのだが、本谷毛ばり釣り専用区らしい良型放流ヤマメの画像が欲しかったのでコッソリと金ビーズヘッドを使いアベレージサイズである27、8センチ程度のヤマメを撮影時間を入れて20分あまりの間に3匹続けざまにキャッチしたポイント。当然釣れるのは分っていた

簡単に使う要領をレクチャーした後「5時まではできますから頑張ってください」と言い残して私は閉校式が行われる管理棟前へ向かった

その閉校式を終え、イブニング狙いの各位を送って1休みしていた後のシーンが冒頭のやりとりである

この日の「本谷毛ばり釣り専用区」の状況は中級者クラスの腕で何度かこの釣り場に通ったテンカラ釣り師なら、ツ抜けどころかWツ抜け(20匹)以上も望めた状況。

そういう意味では、小1時間で5匹以上ヒットさせたとしても何ら不思議はないのだが、ハマッた時の老眼金ビーズヘッド毛ばりの威力の凄さはビギナー氏にとってはやはりカルチャーショックだったのだろう。

でも、老眼金ビーズヘッド毛ばりは麻薬みたいなものですからね。常用しすぎると、中毒患者になりますからくれぐれも遣い過ぎないように注意してくださいね

石垣語録「毛ばりに頼っているようでは、テンカラの腕は上がりませんよ」

石垣テンカラ教室2012IN神流川・PARTⅡ

エピソードⅡ(個人講習はキャンセルです!!)

 釣れるのをいいことに止めないといつまでもデモをやっていそうなので、適当なところから個人講習にシフトチェンジ。この日の受講者は守矢祐輝君、小池夫妻、庄田弘さんの計4名。1人約30分と事前に決めて講習に入ってもらったのだが、トップバッターの小学生森矢祐輝君に何とか1尾釣らせようと頑張りすぎたせいか、午前中の講習はこの祐輝君だけで終わってしまった

で、午後からの個人講習は小池奥様範子さん。もち女性(?)である(石垣研究室HP参照)

が、これまた熱心(?)すぎて2時間あまり範子さんに掛かりっきり

上流で待っていた私に追いついてきたのは、午後4時少し前

「先生もう4時ですよ。小池さん(夫です)と庄田さんの個人講習はキャンセルです!!」

「えっ、えっ!もうそんな時間だったのですか。いやいや」

本谷毛ばり釣り専用区の終了時間は午後5時なのだが、この日の下流部のC&R区間にイブニング狙いに行く人もいたので、管理棟前で午後4時半から閉校式を行う予定だったのだ

ふんとにもう。プンプン!!

と一応怒ってはみたものの、待ちがてら時間も忘れてテンカラ竿を振っていた私がA級戦犯ではあったのだが・・・

ところで、受講者の奥様を差し置いて先行しながらテンカラ竿は振ってなかったですよねぇ。先生は」

小池奥様「えっ??そんなことわぁ・・・・・・・・。もちろん断じてなかったです・・・・・」

石垣教授に個人講習をお願いするときはタイムキーパーが必要なことが。よーーく分りました。反省・・・・・

「石垣尚男テンカラ教室2012」IN神流川

去る7月30日に神流川「本谷毛ばり釣り専用区」で行われた石垣テンカラ教室2012は無事終了した。

なお、講習の模様は当リンク先石垣研究室(http://aitech.ac.jp/~ishigaki/

他カリメロ放浪記、お茶の間テンカラ雑記帳他からふる毛鉤で天空の渓へ(http://tenkarakebari.jugem.jp/

)など各ページの中にすでにアップされているのでここでは

主催者ならではの裏情報などを紹介することにしよう。

(エピソードⅠ:毛ばり)

講習はまず石垣教授のデモから。

本谷毛ばり釣り専用区は、1~7区間に分けられており今回は最上流の1~3区間を講習貸切区間として設定していた。デモはそのうちの第2区間から始まった。雲は少し多いながら天候は晴れ、水色はうす濁り、水温はこの時点で14・3度、ハッチ、ライズともに無しの状況。前日の水温は不明だが、朝方はそれほど冷え込んでいなかったので極端に水温が下がっていたとは考えにくい。しかし、教授の毛ばりには魚からの便りはなかなかきてくれない。私はこの釣り場には過去何十回と通っており魚の付くポイントはある程度把握はしているつもりだったが、いつも反応してくれる嬉しいポイントでも反応は全然ないのだ。濁っているので、魚影は確認できないが、魚はいるすぎるくらいの釣り場。もち超名手の教授の探り方はいうまでもなく完璧である。それでも、魚が反応してくれない理由は一つしかない。そこで「先生。大きい毛ばりを使ってみてください」とアドバイス。ここまで、教授が使っていたのは、#12フックにパラッとハックルを巻きつけたいわゆるステルス毛ばり。パターンは同じながらその毛ばりをハックルをたっぷりと巻いた目立つ#8フックに変えてもらったのだ。で、これが正解。ここまでがウソのように型はいまいちながらパタパタとヒット。もち、教授の完璧にポイントを見極める目と、これまた完璧な探り方が相まっての連チャンではあったのだが・・・・。

と、これくらい誉めておけばいいですか。先生。

で、この後も

エピソードⅡ(個人講習はキャンセルです!)

エピソードⅢ(金ビーズヘッドの威力)

エピソードⅣ(持込み事件)

に続くのだが

それはPART2&3で