天野勝利氏カナダ釣行(鉄腕ダッシュ編)

13日に放送された「ザ・鉄腕DAHU!!」なかなか面白かったですね

残念ながら、メーター級のトラウト(ガイドはキングサーモンだろうと言っていたようです)はラインブレイクと穂先が抜けるというアクシデントでバラしてしまったようですが、

70センチ弱のピンクサーモンは無事キャッチできたようですね

リールの無いテンカラ竿でキャッチできるのは多分ここらあたりまでが限界かも・・

とはいえ編集をしているので天野さんにしても長瀬さんにしてもいかにも短時間でキャッチしたように見えましたが

実際はタモ入れまでかなり時間は掛かったそうです。

でしょうねぇ・・・・・。

先に掲載した荒雄川釣行でヒットした放流ものの70センチニジでさえフックを伸ばされたり、竿を折られたりしたのですから、

ネィティブのトラウト相手ではそうそうは寄ってきてくれなかったでしょうね。

いやいや!!

に、しても今回使った竿は天野さんがインストラクターをしている下野(しもつけ)の特注品のテンカラ竿だったそうですが

強かったですねぇ。

ということで、その天野さんにおねだりして同じ竿を送ってもらいました

DSC_0172 DSC_0174全長5m弱。仕舞寸法1m強。バット(握り)部分(桐製)40センチ強のダブルハンド仕様(?)の超剛竿ですが、11月に荒雄川に再チャレンジする時に使ってみたいと思っている今日このごろです

荒雄川釣行(まとめ編)

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今釣行では、3日目にキャッチした40センチニジを除けば、他はすべて50センチ以上

それだけに3日間で20尾以上ヒットさせたS藤さんは(いやいや・・・)例外として、他の5人のヒット数は例年に比べ少なかった

が、やりとりだけはおおいに十分楽しめたようだった

しかし使用していたハリス(シーガーグランドマックス1号)がいかに強いとはいっても、#8のフックが伸ばされたり、どんな大型をヒットさせてもビクともしなかったテンカラ竿までも折られるとは・・・・・!

でもまぁ楽しい釣行でした

荒雄川釣行(エピローグ)

さして広くないポイント。水深もせいぜい50~70センチ程度

ど真ん中にブラックウーリーをポトンと落とす

右岸のヤブ下からスーっと出てきたニジが毛ばりをくわえた

「デカ!」

直後に強いアワセをくれる

ここのニジはアワせた直後に突っ走るのが常

当然それに備えたのだが、しかしこのニジ、上流方向へそのまま悠然と泳いでいく

竿先の反発力で止めに掛かる。

体長は優に70センチは超えている(もち憶測だが)

竿を持つ手に伝わる重量感は、静かだがかなりのものである

上流へ向かうの止められた「ヤツ」はクルリと向きを変え私のいる方向へ

私が立っている足元を通り過ぎた後、今度は定位していた右岸のヤブ下へ

そこへ入られてはまずいので止めると今度は左岸のヤブ下へ

こんなヤリトリを3、4度繰り返したところで

バシ!!

異様な音とともにバット部分の少し上で竿が折れた。

「ヤバ!」

「ヤツ」に引きずられて上流方向へ向かう折れた竿を慌てて引っ掴かみ竿を立てる。

(ミシ!)

竿が短くなった分それまで負荷の掛かったことのないところに負荷が掛かっているのだ。

「ヤバイ!」

これ以上竿の負担は掛けられない。と、弱気になったのを悟ったのか「ヤツ」は急に上流へ走った。

連れて私も走る。「ヤツ」はさらに上流へ。そんな走りに追いつけなくラインが張ったところで

ピシッ!!という感じでハリスが飛んだ。

世界最強のクレハ製グランドMAX1号も流石に限界だったようだ。

「ヤツ」の勝ち「である。

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この上流にもまだポイントは有ったのだが、

肝心の竿が折れてしまったのでは勝負にならずここで渓上がりとなった

いやいや・・・・・・

ヒットした尾数からいえば、おそらくこれまでの荒雄川釣行では最低の尾数であろう

しかしヒットしたニジの全長を足せば恐らく最高の長さだったのではなかろうか

今までどんな大型魚とやりとりしてもびくともしなかった愛用のテンカラ竿が折れたのは、この3日間のヒットニジのダメージが想定以上に竿に掛かっていたのだろう

「先生。70センチクラスのニジを掛けたら竿が折れました」

この竿をプロデュースしたI教授に報告したら

「そんな大きな魚を掛けることを想定していないので、保障はできませーん」と言われた

でしょうねぇ・・・・

.

荒雄川釣行(PARTⅢ)

午前中に攻められたのか、かなりスレており一応ウーリーに反応はしてくれるもののヒットはしない

こんな時は一応沈めるために金ビーズは付いているもののいたってシンプルな毛ばりパターンを使うのも手である

大きなテンカラ毛ばりに金ビーズが付いた毛ばりを想像してもらえば良い

これがドンピシャ!!

60センチ弱と50センチ弱が連チャンヒット!!

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2尾目にヒットしたニジは空中に1メートルちかくジャンプするなど楽しませてくれた

(ミシ!!ミシミシミシ!!!)

夕マズメに期待したが、条件が整わず結局この日はこの2尾で終了

翌3日目朝は、細い赤橋の下に入渓

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私の好きなポイントの一つではあるのだが、橋上から魚が見えることもあり

最近は入渓者が多く混んでいてなかなか入渓できないポイントである

ただ、この日は平日なのでこの時点では誰もいなかった

まずは、ドライフライで攻める。が定位したまままったく動かない。

何投か攻めたが結果は同じ

そこでブラックウーリーに付け替え投入。

毛ばりが沈んで流れに乗ったところで対岸のヤブ際に定位していた巨大魚が、ユラリと向きを変えチェイスしてアタック!

ズシン!

アワせた竿に強かで重い手ごたえが伝わる

やりー!

ヒットしたニジは対岸へ。はたまた上流へ。さらには下流へと突っ走る

竿を立て、腰を落とし、走りを止めながら、何とかいなしてはいたのだが、

何度目かの強烈な逸走でフッと竿先が軽くなった。

「ウッソー!」

ハリスが飛んだのかと思ったが、毛ばりは付いたまま戻ってきた。

が、なんと太軸の8番フックのはり先が開いているではないか。

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再び「ウッソー!!」である。

(ミシ・ミシ・ミシ・ミシ!!!)

その後1尾ヒットはしたが、掛かりところが悪かったのかすぐにバレてしまった。

アタリが遠くなったのを機に少し下流へ移動。

すぐに40センチクラスのニジをキャッチしたが後が続かない

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約束した退渓時間がせまってきた

諦めかけて退渓場所へ向かう途中で、両岸からヤブが張り出した止水に近いポイントが目に

止まった

この後、今釣行の超ハイライトを味わうことになるのだが・・・・・・。

続きは次回「エピローグ」で・・・・・・

荒雄川釣行(PARTⅡ)

今釣行の参加メンバーは、FFの超名手S藤さん、FFマンのA澤さん。テンカラ組はM原先生、M田君、S木さんと私の計6人

このうちA澤さんは、初日の昼に、M田君は初日の夕方と少し遅れて参戦であった

初日の現地到着時間は、午前8時少し前。

DSC_0094荒雄川のC&R区間はAとBの2区間に分れており、初日は主にニジマスが放流されているA区間をやることにして

入漁券を買い求めた後にいつもの駐車スペースヘ駐車

それぞれ、好みのポイントへ向かう

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私はいつもの地蔵ポイントへ

地蔵命名の由来は、いつ訪れても魚影が濃く私が殆どこのポイントから移動しないので、仲間が付けた名前である

DSC_0103まずは、フォーム系のドライで攻めてみたのだが、数回反応はしたものの、ヒットしない。

そこで、ここでは実績抜群の黒のウーリーバガーへチェンジ

これが正解!

一発でニジマスがヒットしたのだが、何度かの引き込みに堪えているうちに、なんとまぁラインごと

持っていかれてしまい、穂先に残ったのはちちわのみ

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どうもラインとちちわの接着が甘かったようだ

といってもこの仕掛けでは、過去に何尾かの魚を釣り上げていたのだが・・・・・・。

荒雄川ニジの強烈な走りには耐えられなかったようだ。

気を取り直して、新しい仕掛けを付け即投入。

が、ここでまたまたドジを

古いハリスをそのまま使っていたので、次のヒットで敢え無くハリス切れ。

このヘボ腕め!!

と、自分を叱りつけたが後の祭りである

2尾連チャンでバラシタのが響いたのか、その後暫くはアタリは遠かったが、1時間ほど経過したところで何とか50センチクラスをキャッチ

体高のあるメタボニジであったが、ここのニジにしては珍しく尾びれがマルかった

 

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(ミシ!!)

この後もう1尾ヒットしたが、掛かりところが悪かったのか簡単にバレてしまい結局この日はこれで終了

ここを訪れた時の定宿はペンション「森りんこ」さん

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ちと、割り増し料金は必要だが、ここの仙台牛は抜群の美味しさである

  S藤氏曰く「これは毒だよなぁ。こんな肉を毎日食っていたら間違いなく早死にだな」

もち、通常料金の料理も旨いし、入漁券も取り扱っているので一押しの宿である

DSC_0126強いて難点を言えば屋内はすべて禁煙というところだが、これも時代の流れいたしかたないところであろう

 

翌2日目は、別の水系をやるというS藤さんを見送った後に、B区間のヤマメ、イワナを狙ったのだが、A澤さん、S木さん、M田君は何とかヤマメの型だけはみたようだが、私とM原先生はノーヒット

DSC_0205(photo by M田)

 

 

 

 

昼からは再びA区間に入りニジを狙う

私は例の地蔵ポイントで2尾キャッチ

その模様は「PARTⅢ」で・・・・・・

えっ?「ミシ!!」とは何のことなんだ?

その解説も次回に・・・・